お二人とのご縁のきっかけは、
男性がプロポーズのための指輪を探しに
銀座アトリエの扉を開けてくださったことでした。
お二人のこと、お相手のことをお話しされる時の
キラキラとした表情や優しい言葉からは、
女性への思いやりがひしひしと伝わってきて、
私も幸せな気持ちになりました。
大切な瞬間のための〈プロポーズリング〉
ithではさまざまなプロポーズの方法をご用意しておりますが、
男性が選んでくださったのは、〈プロポーズリング〉です。
ithのプロポーズリングは、
リアリティのあるプロポーズが叶うところを気に入ってくださりましたね。
お二人一緒に結婚指輪を作りにアトリエまでお越しくださりました。
指輪選びで大切にしたいこと
たくさんの指輪をご試着いただき、
二つの指輪が候補に残りました。
シンプルなストレートの〈カランド〉と
表面の凹凸が職人の手仕事感を感じる〈デザート〉です。
雰囲気の異なる二つの指輪ですが、どちらも好きなデザイン。
デザインの好き嫌いだけではなく、
結婚指輪選びで大切にしたいことを話し合っていきました。
「結婚指輪として選ぶのはシンプルなものがいいな。」
「二人で着けるものだから、お揃いの指輪がいいね。」
こうして最終的には〈カランド〉をペアでお選びいただきました。
プロポーズの思い出を指輪に込めて
お二人のプロポーズの舞台は満点の星空の下。
……のはずでしたが、当日はあいにくの雨模様だったそう。
プロポーズの瞬間、
きっと雲の上で輝いていた”星”を指輪に施すことに。
これでお二人の中では満点の星空です。
ご入籍日を内側に
内側にはご入籍日を刻印することに。
しかしご相談の時点でまだお日にちが決まっていなかったお二人。
そこで3人で相談しながら、
入籍日を今年の夏至の日に決めました。
夏至は一年の中で最も長い時間太陽が昇る日です。
太陽が昇る時間も星が瞬く夜も、
いつでもお相手を側に感じられますように。
仲睦まじいお二人にぴったりの指輪になりました。
指輪とのご対面
指輪のボックスを開けた瞬間の
お二人のとびきりの笑顔がとても印象に残っています。
指輪を着けて、結婚の実感が湧いてきたと
おっしゃっていましたね。
これからお二人が歩む未来が、
たくさんの幸せで溢れていることを
アトリエより願っています。
つくり手 長利