2024.08.16 表参道

コンビカラーがお二人の印となった結婚指輪

 

いくつかのブランドを回られた後に、アトリエを訪れてくださったお二人。

 

「シンプルすぎるものは違う」と、

お二人好みにアレンジができるithへお越しくださいました。

 

 

お二人の中での指輪のイメージは、細身でカーブした形。

マルカート》が一番良いと、ベースはすんなりと決まりました。

 

ただ、このままだとシンプルすぎる。

「シンプルだけど、よく見たら人と違う絶妙さが欲しい!」

 

様々なデザインをご試着する中で見つけた

絶妙なシンプルさは“コンビネーションカラー”。

 

自然に色が変化しているように見えるコンビネーションカラーが

お二人の絶妙シンプル感に刺さりました。

 

 

女性の指輪にはダイヤモンドが留まっていますが、

男性も同じ部分に、さりげなく個性を感じる加工を入れたいと

ご自身からたくさんアレンジの発想をしてくださいました。

 

お揃いでダイヤモンドを留めるのもいいな。

形を少し変えるのはどうだろう。

 

たくさん考えた末に、一番しっくりきたのは“ピウマ彫り”。

繊細な羽の彫り模様のかっこよさに惹かれてくださいましたね。

 

こうして、形はシンプルに、お二人のこだわりがぎゅっと詰まった指輪が完成しました。

 

 

ご納品は春風が薫る季節でした。

お二人のイメージが形となった指輪とのご対面。

 

仕上がりをとても喜んでくださり、

じっくり指輪を観察されていたお二人のお姿に

私もとても嬉しくなりました。

 

 

お二人のご縁の印であるご結婚指輪

いつまでもお手元に輝き続けることを願っています。

末永くお幸せに。

 

 

つくり手 山本

 

表参道アトリエ

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コンビカラーがお二人の印となった結婚指輪