男性のお気持ちは「シンプルであること」
女性のお気持ちは「手に優しく馴染むこと」
ふんわりとしたイメージから、
たくさんの指輪を1本ずつ見比べていき、
それぞれが好きなこと、二人で叶えたいことを、
丁寧に組み立てていきました。
それぞれが絶対叶えたいこと
一緒にいない時間も、身に着けている結婚指輪だからこそ
手元からも相手を感じられるように。
お揃い感をとても大切にされながら、
自分に似合う指輪であることも重要だったお二人。
そんなお二人の気持ちをつなげたのは、
“ミル打ち”の加工でした。
シンプルさを追求した結婚指輪に
男性は「シンプルであること」という気持ちを大事に
お選びいただいた《アンダンテ》の、下部に、
細かなミル打ちを施しました。
優しい肌馴染みを追求した結婚指輪に
女性は「手に優しく馴染むこと」を大切に、
程よくツヤを残した“メーゼ加工”が特徴の
《ミルグレイン》の上部へ、ミル打ちを施しました。
一つの幸せを二人で分かち合えるように。
お二人の幸せを指輪で挟み込むように。
小さなポイントでありながら、
お二人にとっては大きく特別な思いが込められた
デザインにたどり着きましたね。
数ヶ月の時間を超えて
職人の技術力が重要になる、シンプルな結婚指輪。
完成した指輪とのご対面の日。
繊細な仕上がりに、思わず息を呑んでしまったその瞬間は、
お二人が時間をかけて選ばれたからこそ。
指輪を選んだ時間が、未来のお二人にとって、
特別な思い出になれば嬉しく思います。
ご納品からしばらく経ちますが、
指輪のある生活には慣れてきた頃でしょうか。
お二人の指輪が、
たくさんの幸せを運んできてくれますように。
つくり手 衣笠