2024.12.13 銀座

お二人の大切な想いを分かち合ったデザインの結婚指輪

私が地元の四国に帰省した際、10年ぶりに再会した友人。

最近結婚したそうで「指輪はどうしようか?」と旦那さまと相談しているとのことでした。

 

ithでつくり手の仕事をしていることを伝えると、

「ブランドものよりも、友達が関わっているところで指輪を作りたい!」と

嬉しそうに話してくれて、指輪のご相談がスタートしました。

 

今回は、そんなお二人の指輪についてご紹介します。

お二人が惹かれる指輪

旦那さまのご実家が関東で、ご挨拶に伺う予定があるとのことで、

銀座アトリエにてデザインの相談が叶いました。

 

地元の友人と銀座で指輪の相談ができ、とても嬉しい時間となりました。

 

 

無農薬の野菜農家でお仕事をしている、ナチュラルな雰囲気のお二人。

王道な結婚指輪らしいキラキラしたものよりも、少し個性的なデザイン性ある指輪がお好みでしたね。

 

様々なサンプルを着け比べていく中で、一番惹かれた指輪は《レグナ

木の幹のような縦のラインが入るように、特殊な金槌で叩いてつくる独特なデザイン指輪です。

 

 

ナチュラルなデザインはもちろんですが、

鍛造製法という強度のある作り方もお気に入りのポイントでした。

 

お仕事で土を触ったり、重たいものを持ったりするからこそ、

永く着けていく結婚指輪は強度も大事に選びましたね。

 

男性手作りの婚約指輪

お二人が《レグナ》を選ばれたのには、もう一つの理由があります。

 

男性からプロポーズをした時に、

ご自身で手作りした竹の指輪を婚約指輪として贈られたのだそうで、

そんな特別な婚約指輪にそっくりなデザインであるということも

お二人が《レグナ》に惹かれた理由でしたね。

 

 

(右側の指輪が手作りされた竹の婚約指輪です。)

 

お肌に馴染むイエローゴールドでお仕立てしました。

また、それぞれの手元のバランスに合わせた幅の3.2mmと2.0mmにアレンジしたのですが、

偶然にもお二人の指輪を重ねると、婚約指輪とぴったり同じ幅になることが分かりました!

 

結婚指輪はお二人の「結婚しよう」というお気持ちを形にした指輪です。

大切な想いが込められた婚約指輪を、仲良く二つに分かち合ったようなデザインになったことが、

なんともお二人らしいなと感じ、とても胸が熱くなりました。

手仕事にこだわった刻印

 

大切なお揃いの指輪、内側の刻印にもこだわりました。

 

職人の手仕事の温かみが感じられる手打ち刻印で、

“贈り物” という意味を込めてお互いの名前を刻みました。

 

指輪のデザインも刻印にもこだわって、お二人らしさ溢れる結婚指輪になりました!

お二人で育てていく指輪

ご配送でのご納品となったのですが、

指輪のお届け日にお二人でソワソワ待っていてくださったと後日伺い、

私もニコニコと笑顔になったのを覚えています。

 

 

改めて、お二人の大切な指輪づくりのお手伝いができたことを心より嬉しく思っています。

 

一緒に身に着けていく時間の中で、少しずつ経年変化をしていくので、

お手元でさらにお二人らしく育てていってくださいね!

 

 

大切な想いを分かち合ったお揃いの指輪。

これから永く身に着けていくごとに、愛着の湧く指輪となりますように。

 

また帰省した際に、指輪を着けたお二人に会えることを楽しみにしています!

 

つくり手 前堂

 

銀座アトリエ

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