どうして高価なの?
婚約指輪・結婚指輪探しをスタートして、“こんなに高いの!?”と驚く方も多いはず。指輪の価格がどのように決まるか、理由を知って納得の指輪選びを進めましょう!
素材の質と価格
婚約指輪や結婚指輪は、主にプラチナもしくはゴールド製です。貴金属と呼ばれる上質素材は高価で、使用量が増えれば(ex:幅が太いなど)それだけ高価格になります。また、プラチナもゴールドも、厳密には他の素材と混ぜて強度をアップさせた“合金”です。全体量に占めるプラチナ・ゴールドの割合が高ければ高いほど、価格も高くなります。
同じゴールドでも、低価格なものはK10(金の含有率42%)・K14(金の含有率58%)といった低めの割合である可能性が高く、ファッションジュエリーとして親しみやすく販売されています。
これに対し、プライダルジュエリーにはK18(金の含有率75%)・K22(金の含有率91.7%)が用いられることが多く、含有率が高いほど色味も濃くなります。
最大の要因はダイヤモンド

結婚指輪に比べて、婚約指輪は全般的に高価格。その大きな要因となるのが、婚約指輪に輝く大粒のダイヤモンドです。一般的に、0.15ct以上のラウンドブリリアントカットダイヤモンドには鑑定書が発行され、4C(カラット/重量・カラー/色・クラリティ/透明度・カット/仕上げ)の項目に沿って評価が付されます。
4項目の評価に応じ、ダイヤモンドの大きく価格が変動するため、同じデザインの婚約指輪でも価格に違いが生じます。注目を浴びがちな“カラット”は、大きさではなく厳密には重さを表す単位です。大きければ高価と思われがちですが、4つの評価項目のバランスが価格を左右します。優先する評価項目を決めることで、お二人にとってコストパフォーマンスの高いダイヤモンドを賢く選ぶことも可能です。
多くのジュエリー専門店では、ダイヤモンドについても詳しく相談することができます。ithでは、こだわりの評価項目・ご予算などのご要望に沿って、ダイヤモンドの仕入れから指輪制作を行うことが可能です。まずは、お気軽にご相談ください。
複雑なデザイン・加工
シンプルなデザインほど低価格となり、複雑な細工やデザインが加わるほど価格はアップ。特に、特殊技術や職人の手作業による工程が多く加わるほど高価格となる傾向にあります。
職人の手で施された彫り模様や装飾は、均質な機械加工にはないあたたかな風合いに愛着を感じる方も多くいらっしゃいます。
婚約指輪のデザインのバリエーション
結婚指輪よりも高価格な傾向の婚約指輪は、ダイヤモンドのあしらいによって価格が大きく変動します。
* ソリテール(ソリティア) *
ダイヤモンドを1粒あしらった王道のデザイン。“立て爪”と呼ばれる石留めでダイヤモンドの存在感を引き出すか、爪のないフラットなデザインで引っ掛かりづらくするかで石の輝き具合や雰囲気の違いが生まれます。

* センターダイヤ+メレ *
センターダイヤモンドの周りに小さなダイヤモンドをあしらったデザイン。繊細な雰囲気やかわいらしさが指輪に加わります。
* パヴェ *
フランス語で石畳という意味である“パヴェ”は、小さなダイヤモンドをアームやセンターダイヤモンドの周辺にびっしりとあしらわれたデザイン。敷き詰められたダイヤモンドがゴージャスに輝きます。
* エタニティ *
センターストーンを持たず、アームに同サイズ・同カットのダイヤモンドがあしらわれたデザイン。石留めの方法によって、輝きの具合や雰囲気に変化が生まれる。
理由が分かって、納得の指輪選び
これから数十年愛用しつづける婚約指輪・結婚指輪。限られた予算内でも、デザイン調整やダイヤモンドのグレード選びを工夫することで、理想のデザインを手に入れることができます!
オーダーメイドに対応するithならば、デザイン料は無料で好みに合わせた細かなアレンジを施した指輪を制作することができるのでお気軽にご相談ください。お二人にぴったりの婚約指輪・結婚指輪が見つかりますように。