ithのつくり手が着ている青いコート。
代表の高橋が学生時代、
宝石鑑別に使っていた白衣を、
紺色に染めたものが始まり。
高橋はithが始まった当初、
お話するのも制作するのも全て一人でこなしていました。
綺麗な服に着替えたり作業服に着替えたり、
そんな時間はありません。
でもお二人の前で汚れた服でお話はしたくない。
職人として、作業での汚れが目立たない色。
そしてお二人とお話をする時、
できるだけリラックスしてお話していただける色。
紺色は、そんな思いを叶えてくれる万能色です。
コートを着ることによって職人のような雰囲気は出ますが、
お二人が緊張してしまわないよう、
女性ならではの柔らかい雰囲気を残しておきたい。
そんなこだわりから、襟は丸く作られています。
ithが始まった日から今日まで、
ほとんど変わらない形のアトリエコート。
このこだわりの詰まったコートを着て、
お待ちしております。
つくり手 坂井 寛子