初めて男性とお会いしたのは、昨年の6月頃でした。
デザインは身につける女性のお好みを優先し、
ダイヤモンドプロポーズをお選びになりました。
ダイヤモンドにも想いを込め、
"永遠"を意味する"円周率"と同じ数字の0.314ct。
そして、たくさんのグレードを比べる中で
パッと見た時に一番目に止まった
特に輝きの細かい5EXカットを選んでいただきました。
その後、秋頃にお二人とお会いし、
想いのこもったダイヤモンドはネックレスとしてお仕立てをしました。
《クレッシェンテ》は徐々に満ちていく三日月をモチーフに、
“未来を楽しみに待つ”という想いが込められたデザインです。
印台部分はそれぞれのお好みの質感を施し、
腕の部分はお二人の共通のお好みだった
羽をモチーフにした彫り模様。
どこから見ても二人の好きな加工を楽しむことのできる
こだわりの一組になりました。
三日月をイメージしたネックレスと、
正面に星の彫りを施したお二人の結婚指輪。
身につけるもの全てにつながりを感じるデザインとなりましたね。
ご納品の際にお二人の素敵な笑顔を見ることができ、
私も幸せな気持ちでいっぱいになりました。
これからも笑顔あふれる素敵な毎日をお過ごしください。
つくり手 佐藤