2025.03.13 神戸三宮

結婚25周年を記念してお仕立てしたアニバーサリーリング

結婚25周年。

日本では「銀婚式」とも呼ばれます。

 

長い月日を共に過ごされ

25年を迎えた節目の年に、

指輪のご相談へお越しくださいました。

デザインのご希望

デザインのご希望は、

・お持ちの結婚指輪とピッタリと重なること

ダイヤモンドのカラット数を0.20ctにすること

形の特徴

 

ご愛用中の指輪は、左に向かって上がるS字のカーブ。

一般的には右に上がるカーブが多いため、

重なる形を見つけるのは困難でした。

0.20ctへのこだわり

結婚指輪には、0.05ctのダイヤモンドが留まっています。

今回の指輪を0.20ctにすることで、

 

0.05 + 0.20 = 0.25 → 結婚25周年

 

デザインに込められたこの数字にも、

お二人にとって特別な意味がありましたね。

職人と共に進めていく指輪づくり

重なる形はあっても、

カラット数が足りなかったり...

 

いくつかのブランドを訪れ、

なかなか理想のデザインに出会えず

途方に暮れていた女性。

 

お二人の想いを叶えるべく、

職人と相談しながら指輪選びを進めました。

 

打ち合わせの末、

ご愛用中の指輪をお預かりして、

形を合わせることに。

 

 

ベースは《ロンド

ithにも左上がりのデザインがないため、

形状変更のアレンジ。

 

さらには、ダイヤモンドの数も調整して

0.20ctにすることができました。

 

 

シンプルさとつけ心地の良さを大切にされていた

男性も納得のデザインでしたね。

偶然生まれた繋がり

デザインの決定後、

偶然見つけた繋がりについて

女性がお話ししてくださいました。

 

2本のダイヤモンドの合計が25石となり、

25周年と重なること。

 

さらに、新しくお仕立てする指輪の

ダイヤモンドが20石であり

お子様が今年20歳になること。

 

一つ一つの小さな奇跡が宿り、

ithとお二人、そしてご家族のご縁を感じる

素敵な指輪となりましたね。

待ちに待った完成の時

[写真上:完成した指輪 / 下:ご愛用中の結婚指輪

 

 

2本の指輪がぴったりと重なる様子に、

とても感動されていた女性。

お二人にご満足いただけて、

私も安堵と嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。

 

「結婚25周年を迎える結婚記念日に、

お互いに感謝の言葉を添えて指輪を交換します」

 

当日どんな言葉を交わされたのでしょうか。

 

変わらず続いていくお二人の日々。

ふと指輪を見た時に、

ithで過ごした時間や込められた想いを

思い出してくださると嬉しいです。

 

つくり手 馬場

  • Male 結婚指輪 ロンド

    • Pt950 (プラチナ)
    • ヘアライン
    • S字甲丸

    本商品は現在お取り扱いしておりません。
    フルオーダーメイドにてご対応できる場合もございますので、つくり手にお問い合わせください。

  • Female 結婚指輪 ロンド

    本商品は現在お取り扱いしておりません。
    フルオーダーメイドにてご対応できる場合もございますので、つくり手にお問い合わせください。

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結婚25周年を記念してお仕立てしたアニバーサリーリング