指輪も一緒に生活するということ
1月上旬にアトリエへお越しいただいたお二人。
お話をお伺いする中で、お二人ともに大切にされていたのは
〝指輪が手に馴染むか〟という点でした。
これから長く、指輪と一緒に生活していくので、
手元にフィットしているか、という感覚も大切なポイントになります。
〝馴染む〟という言葉1つでも
形として手に合っているのか・色味が肌に似合うのか、など
人それぞれ、様々なお気持ちがあると思います。
ツヤ感を抑えて
ツヤ感を抑えた〝ヘアライン〟という質感と、
丸みのある優しい指輪のフォルムが、ご自身の手にぴったり合うと
お二人揃って《クラシコ》を選んでくださいました。
地金を手でこねたようなゆらぎと、あたたかみのあるデザインが特徴です。
結婚指輪らしさや、
オーダーメイドだから叶えられることを大切にされていた女性は、
石の留め方やお色味も大切にアレンジを考えてくださいましたね。
たくさんのデザインをご試着いただきながら、
真摯にこちらのお話も聞いてくださり、
お二人で楽しそうに指輪を選ぶ姿が印象的でした。
ご納品から数ヶ月ほど経ちますが
お二人の生活にも指輪が馴染んできた頃でしょうか。
お二人でつくりあげた指輪と
末永くたくさんの幸せを紡いでいってくださいね。
つくり手 衣笠