2025.03.31 銀座

メイドインジャパンにこだわった結婚指輪

”メイドインジャパンの指輪を探しています”

はじめにそう仰っていたお二人。

 

事前にご予約ではなく、

フラッと立ち寄ってくださり

お二人と出会うご縁をいただきました。

 

普段はアメリカにお住まいで

一時的に日本にお越しの際に

指輪選びをされていらっしゃいました。

海外にはない繊細なデザイン

 

お二人とは、ithに来てくださったきっかけや

なぜメイドインジャパンが良いと思ったのかなど

指輪選びとは違う部分でもたくさんお話いたしました。

 

普段、お住まいのアメリカでは

結婚指輪となると幅が太く、ガッチリとした印象が多い。

長く身に着ける上でもっとデザインをこだわりたいと思ったと

お気持ちをお教えいただきました。

 

その中、ネットで検索していると

とてもあたたかい印象を受けたと

ithの存在に気づいてくださいましたね。

職人が織りなす技術

たくさんの指輪を試着する中で

お二人それぞれ《槌目秋》と《カンタービレ》を

気に入ってくださいました。

 

 

槌目秋》は秋の鱗雲をモチーフのデザインです。

職人がタガネという先端が尖った工具で

指輪の表面にランダムな凹凸模様を施しています。

 

男性はこのマットで落ち着く印象の中で

ランダムな模様が浮き出る職人技が

お好みポイントでしたね。

 

女性の《カンタービレ》は

”歌うように演奏する”という音楽用語がモチーフです。

 

ithのデザインでかなり細身のデザイン

リングの表面はシンプルに整えられたデザインです。

 

ただ細い指輪の幅の中にダイヤモンドを留め、

またよく見ると斜めに施されたラインが

さりげなく職人技が凝縮されています。

 

表面に何か模様だけではなく

この繊細な作業が求められる作りの面も

お好みの一つでしたね。

好みと指輪のこだわりが一致した特別感

お二人が叶えたいメイドインジャパン。

指輪に込められたものづくりのあたたかさ。

その二つが合わさり、大切な結婚指輪になりました。

 

これからぜひ指輪と共に

たくさんの思い出を作っていってくださいませ。

 

 

つくり手 佐藤

銀座アトリエ

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