昨年の夏、銀座アトリエに足を運んでくださったお二人。
指輪を試着するのは初めてとのことでしたが、
さまざまなお話しを重ねる中で、特別な婚約指輪になりましたね。
今回はそんなお二人のエピソードをお話しいたします。
優しい色味のダイヤにこだわった婚約指輪
「まだ全然イメージが湧いてなくて」と話してくださった女性。
まずは、たくさんのサンプルをじっくりとお試しいただきました。
細かくお好みを伺っていくと、
華やかで、婚約指輪らしさのあるデザインがお好みなのだと気がつきました。
一番のお気に入りは《オーンダ》でしたね。
側面から見た時に、海の波をイメージしてお仕立てした指輪です。
高さが気にならず着けやすいところも、お好みのポイントでした。
また、中央のダイヤモンドをお選びいただく時に、
「ダイヤにも色がついたものがあるんですね!」と
ご興味を持ってくださったお二人。
ほんのり優しい色味がお好みとのことで、
“シャンパンカラー”のダイヤモンドをお留めすることに。
王道なイメージの中に、少しアンティークな印象も感じられる
唯一無二のお二人らしい指輪になりました。
内側にもこだわりを込めた結婚指輪
「結婚指輪は遊び心あるものがいいなと思ってます!」と
楽しそうにお話ししてくださいました。
そんなお二人が選ばれたのは《コローレ》
槌目模様や、ミル打ち、コンビカラーなど、
しっかりとクラフト感があるのがお気に入りポイントでした!
指輪の内側には、一つの原石から二つのダイヤモンドをカットした
《ithダイヤモンド》をお留めしました。
いつでも、どこにいても、お互いの存在を感じられる
お二人の絆を形にした指輪になりましたね。
お二人を繋ぐ指輪
ダイヤモンドにこだわりを込めて、
ご納品の際は、お二人のワクワクした表情を見ることができ、
つくり手として何よりも嬉しい瞬間でした。
ご納品から少しお時間が経ちますが、お手元に馴染んできた頃でしょうか?
唯一無二の指輪と一緒に、たくさんの思い出を刻んでいってくださいね。
またお二人にお会いできることを楽しみにしております!
つくり手 前堂