「音楽用語の名前の指輪がたくさんあって素敵ですね」
女性が音楽に詳しく、
試着の時にも、デザインと名前がリンクしていますね!と
楽しそうに聞いてくださいました。
お二人のリングは《カンタービレ》
“歌うように“ ”表情豊かに“ という発想記号のひとつです。
デザインはもちろん、
一番の決め手となったのはリングの名前でしたね。
「カンタービレの名前と表現が好きです」
ふたつのリングで悩んでいる時に、
女性が教えてくださいました。
男性は “お揃い感を大切にしたい“ と
最後は女性の意見を尊重し、
優しく見守っていた姿を覚えています。
これから永く身に着けていくご結婚指輪だからこそ、
お二人にとって、愛着の湧くデザインに。
そんなお二人の想いから、辿り着いた指輪です。
刻印にもリングの名前を添えて、
歌うように歩む未来への願いを込めて
お仕立てしました。
完成した指輪を手元に着けた時、
「ようやく結婚した実感が湧いてきました」と
男性がポツリと仰っていました。
これからのお二人が、
歌うように穏やかな時間を末永く歩んでいけますように。
つくり手 井手