秋の誕生石で、指輪にお二人の色を
結婚指輪・婚約指輪にあしらわれる宝石といえば、ダイヤモンドが定番ですが、近年ではカラーストーンにも注目が集まっています。
実際にダイヤモンド以外の宝石を、結婚指輪や婚約指輪にあしらうカップルもいらっしゃる昨今。
お好きな宝石はもちろん、お二人と縁のある宝石を取り入れて、指輪に自分たちらしさをプラスする選択肢もあります。
大切な結婚指輪・婚約指輪に、お二人の大切な記念日の印をカラーストーンをあしらえば、指輪はより愛着の湧く仕上がりに。
今回ご紹介するのは、秋の誕生石である9-11月のサファイア・トルマリン・トパーズです。
秋生まれの方はもちろん、レジャーが盛り上がるこの季節に入籍やお付き合いをスタートさせたカップルにとっても、節目の象徴となるでしょう。
9月の誕生石: サファイア
サファイアといえば濃厚なブルー。花嫁が身に着けると良いとされる“サムシング・ブルー”としても、ご指名の多い宝石です。
石言葉は、“慈愛”・“誠実”・“徳望”。
“一途な思いを貫く”という意味合いも込められたサファイアは、二人の愛を形にする結婚指輪・婚約指輪にふさわしい宝石です。
鉱物の種類としては、サファイアはルビーと同じコランダムに分類されます。
コランダムの中でも、レッドのみに宝石名のルビーが与えられ、その他の色は全てサファイアと呼ばれます。オーソドックスな色はブルーですが、ピンク・イエロー・オレンジとさまざまな色味が存在します。
また、硬度のある宝石である点も、半永久的に身に着け続けるブライダルリングに適していると言えます。
10月の誕生石:トルマリン
トルマリンはカラーバリエーションが多彩で、“色の宝庫”とも呼ばれています。
ピンクやグリーン・ブルー・レッド・パープル・イエロー・ゴールド・ホワイト・ブラックと、お好みの色が見つかりやすい点も嬉しい宝石です。
石言葉は、“心中の歓喜”・“安楽”・“忍耐”。
また、“愛を引き寄せる力”があるとされ、お二人の愛を誓う指輪に留める宝石としてぴったりです。
日本ではを“電気石”と呼ばれる通り、電気を帯びる性質を活かしてヘルスケア製品にも取り入れらている石でもあります。
11月の誕生石:トパーズ
日本で“黄玉/おうぎょく”と呼ばれていた通り、トパーズはイエローの宝石の代表格と言えます。
実際には、イエロー以外にもさまざまな色が存在し、好みに応じてブルーやピンクを選ぶこともできます。
石言葉は、“友情”・“友愛”・“希望”・“潔白”。
誠実さを育む石といわれており、結婚生活や仕事におけるお守りとしてもぴったりの宝石です。
また、トパーズは硬度が高いものの、ある一定方向の力を受けると裂けるように割れる“劈開/へきかい” の性質を持ちます。硬いものをぶつけたり、衝撃を避けて身に着けましょう。
お守りとしての願いを込めて
“いざ選ぼうと思ったら、誕生石に好みの色がない!”
そう悩まれる方におすすめしたいのが、色味と石言葉をベースにしたカラーストーン選びです。
せっかく身に着けるならば、お二人らしいお気に入りのものを選ぶことで、より愛着が深まるはず。
日付のみにこだわらず、石の持つ意味合い・好きな色やラッキーカラーも取り入れながら、お二人の結婚生活への思いを象徴する宝石との出会いを楽しんでみてください。
ithのアトリエでは、納得のカラーストーン選びのため、指輪選びをアドバイスする“つくり手”がお二人にぴったりの宝石選びをサポートいたします。
自然界から生み出される宝石は、種類によって性質や耐久性が異なります。
指輪を制作する職人は、お二人が選んだ宝石が長期間の着用に耐えうる種類であるかどうか、しっかりチェックしてから制作を承ります。
実際に指輪のデザインや宝石を確認しながら、お二人の気持ちに寄り添うカラーストーンを探してみませんか?