長い目で選ぶ安心感のあるコーディネート
アトリエで指輪を探すお客様より、“婚約指輪と結婚指輪を重ね着けしたい!”というご要望をいただく機会がたくさんあります。そして同時に、“どのような組み合わせを選べばいいか分からない” と、お悩みもお伺いします。
指輪の重ね着けに定められたルールはありませんが、特別な婚約指輪と結婚指輪らしさを大切にするならば、重ねたときのフォルムが調和するバランスのよい組み合わせがおすすめです。
年齢を重ねても、自信を持って身に着け続けることができる、上質感漂う婚約指輪と結婚指輪の組み合わせをご紹介いたします
躍動感のあるフォルム
婚約指輪:Horn《ホルン》
結婚指輪:Croce《クローチェ》
巻貝のような曲線を描くアームが特徴的な《ホルン》と、細いリボンが重なり合うようなデザインの《クローチェ》。どちらもシンプルでエレガントな、普遍的な美しさを持ちます。
カーブとクロスの、動きのあるリングアームの重なりが立体感を生み出す組み合わせです。
カーブとカーブの優美なハーモニー
婚約指輪:Moon《ムーン》
結婚指輪:Legato《レガート》
大小のダイヤモンドがあしらわれた婚約指輪《ムーン》を、柔らかく受け止める結婚指輪《レガート》。右側から伸びるリングアームが、左から伸びるアームを抱き抱えるデザインの、優しいフォルムが共通点の組み合わせでです。
U字のシルエットは、着けた指先を細く長く引き立てます。
装いをクラスアップさせる指輪
婚約指輪:Sophia《ソフィア》
結婚指輪:Con Moto《コンモート》
ティアラのようなシルエットに、溢れそうな大小のダイヤモンドがあしらわれた婚約指輪《ソフィア》。ぴたり重なる深いV字フォルムの結婚指輪《コンモート》は、右サイドのみにメレダイヤをあしらい、ツイストデザインを強調しています。
ブライダルリングらしい清らかさと華やぎは、普段の装いに上質感を与えてくれます。
色が生み出す華やぎ
婚約指輪:Fortuna《フォルトゥナ》
結婚指輪:Grave《グラーヴェ》
ピンクダイヤモンドとハート型の4本の爪が目を引く婚約指輪《フォルトゥナ》と、ぴたりと沿うように仕立てらた独特のカーブラインを持つ結婚指輪《グラーヴェ》。《フォルトゥナ》は幸運を意味するネーミングであり、ハートの爪は四つ葉のクローバーに見立ててデザインされています。
プラチナとゴールドのコンビカラー仕立てで、ふたつの指輪を重ねたときの《グラーヴェ》と《フォルトゥナ》の色のグラデーションも美しい組み合わせです。
組み合わせて表現できるオリジナリティ
重ねることで、新しい表情を見せる婚約指輪と結婚指輪の組み合わせをご紹介しました。
“指輪をふたつも重ねて着けると、ゴージャス過ぎるのでは?” と気になる方には、ふたつの指輪がぴたりと重なりひとつの指輪のように見える組み合わせがおすすめです。
さらに、指輪の幅やフォルムがご自身の指とバランスの良いデザインならば、より違和感なく身に着けることができます。
ithでは美しく重なる婚約指輪と結婚指輪の組み合わせを、バラエティ豊かにご提案いたします。お二人の好みやご希望をじっくり伺い、別々の個性を持つふたつの指輪に、馴染みがよくなる調整を施してお仕立てすることも可能です。
せっかく手にする、一生ものの婚約指輪と結婚指輪。身に着ける楽しみが広がるセットリング選びを、つくり手がじっくりサポートいたします。