はじまりのアトリエから

遡ること、5年前。ithは吉祥寺の街の片隅の小さなアトリエからスタートしました。
アーチ型の入り口。少し薄暗い青い通路の奥には、ピンク色の薄化粧を施した柔らかな空間。そこに花と緑を添えて。
その当時の目一杯の工夫で、自分たちなりのおもてなしの空間をつくりました。
アーチの形はithの共通のモチーフとして、その後のアトリエに広がっていきました。
物件や躯体の特徴を活かして、壁に色を塗ったり積み木でモザイク模様を施したりしながら、ひとつひとつ個性の違うアトリエをつくっていくお店づくりの方法も、吉祥寺での経験が礎となっています。
お客様と生み出した 'たくさんよりも ひとつを大切に'
またこのアトリエを原点に、一組一組のお客様に向きあい指輪をおつくりしていく中で'たくさんよりも ひとつをたいせつに'という言葉が生まれました。
この言葉は私たちにとってなによりも大切なアイデンティティとなっていますが、それは一組一組のお客様がいらっしゃったからこそ生まれた言葉です。
それはすなわち、私たちとお客様とで一緒に生み出した、とても価値のある言葉なのだと思います。
祝福と感謝の気持ちをこめて

そんなithの原点を振り返りつつ5周年の誕生日を祝して、本日6/1から吉祥寺のアトリエの入り口に飾り付けを施しました。
装花をお願いしたのは、ithのはじまりからずっとお世話になっているpetitecourmさん。
初夏の訪れを感じさせる緑と白。
指輪選びにお越し頂く方々に、少しでも爽やかで華やいだ気持ちになっていただければと思います。
またこれまでとこれからのお客様への感謝の気持ちを込めて、6月の毎週土日、吉祥寺アトリエにお越し頂いたお客様全員に、一輪ブーケをプレゼントします。
お客様と一緒にひとつひとつ大切に育くんできた種が芽吹き、ここからさらにすくすくと伸び茂り、美しい花を咲かせることができるように、このはじまりのアトリエから、また新たな一歩を踏み出していきたいと思います。
ith 吉田
5周年のフェアにもご参加ください!