ピカピカの指輪よりも
婚約指輪・結婚指輪を選ばれるお二人から、 意外と多く伺うのが “アンティークっぽい” というキーワードです。
詳しく伺ってみると、細かなデザインのお好みはそれぞれですが、共通点は “温かみのあるデザイン” と、“使い込んだような風合い”。さらに、ちょっぴりクラシカルなムードがイメージに合うようです。
好みのテイストに指輪をアレンジ
ithの指輪は、どのモデルにもカスタマイズができます。
“アンティーク” をキーワードにこれまでのお客様からいただいた、セミオーダーとフルオーダーの指輪をご紹介します。
| Campana《カンパーナ》| のアレンジ
シグネチャーリングを、プレーンにアレンジしたデザイン。細かな凹凸とマットな質感が、こなれた雰囲気です。アクセントの星のモチーフは、シャープな彫り模様と可愛らしい石留めで男女の個性をプラス。
銀色の指輪は、プラチナではななくホワイトゴールドを用いたことで、イエローニュアンスの温かみを感じさせます。
| Tsutime Aki《槌目 秋》| のアレンジ
“イエローゴールドでアンティーク調のデザインを” というリクエストから、ご相談を重ねて仕上げたオーダーメイドの婚約指輪。
質感はマット、縁取りにミル打ちを施すことで、お好みに沿ったアンティークムードを引き出しました。
V字シェイプのダイヤモンド脇のリングアームは、お母さま譲りの大切なダイヤモンドを引き立てるためのアレンジです。
| フルオーダーメイド | の結婚指輪
とてもおしゃれなカップルは、オリジナルの彫り模様で指輪をオーダー。
くっきりと力強い彫りの線は、和彫りの技法ならではの仕上がりです。
彫り模様・ミル打ち・使い込んだような質感に加え、男性の指輪はふたつ重ねたように見える太幅アレンジで。職人の腕が鳴るクラフトデザインの指輪制作でした。
| フルオーダーメイド| の婚約指輪
珍しい “内甲丸(うちこうまる)” 呼ばれる、くぼみのあるリングアームが特徴。
中央のダイヤモンドの周りまでミルグレインを施した、ナチュラルでヨーロピアンな雰囲気の婚約指輪が仕上がりました。
ホワイトゴールドの落ち着いた色味が、使い込んだアンティークリングのような風合いを醸し出します。
| Roccia《ロチア》| のアレンジ
オーダーメイドの婚約指輪と同じお客様が選ばれた結婚指輪は、やはりヴィンテージライクなデザイン。
表面の細かな凹凸は、鉄板の質感を転写させて再現したithオリジナルのテクスチャーです。
1石留めたダイヤモンドは、枡型に四角く囲むことで洗練された印象を与えてくれました。
| Roccia《ロチア》| のアレンジ
同じロチアでも、カスタマイズの違いでムーディーに仕上がった結婚指輪です。
ピンクとイエローのゴールドのぬくもりある色合いに、花のような飾り彫りがファンタスティック。
初めて指に着けたときから、ずっと一緒だったような感覚になれるデザインです。
| Mobius uno《メビウスウーノ》| のアレンジ
元々シンプルな印象のメビウスデザインが、とびきりスウィートな仕上がりに。
ダイヤモンド・ミルグレインが加わったことで、ツイストのデザインがぐっとインパクトを増しました。
お手持ちのジュエリーに合わせて選んだピンクゴールドが、アンティーク感を引き立てています。
| フルオーダーメイド |の婚約指輪
クリーンでモダンな印象のつややかなプラチナも、フォルムや模様次第でアンティーク調に。
月桂樹の葉の彫り模様とミルグレインの、植物の息吹が感じられる婚約指輪です。
アームが真っ直ぐでないことで、繊細な雰囲気が生まれました。
ポイントは質感と装飾
重厚感のあるものから繊細なデザインまで、さまざまな “アンティーク” がありましたね。
デザインはそれぞれですが、“使い込まれたようなマットな質感” や、“クラシカルな装飾” が多くの指輪にプラスされています。
お好みのデザインを見つけてから、ご自身のムードに合うテクスチャーや装飾を加えたり減らしたり。楽しく選んだカスタマイズが、お二人の指輪への愛着をますます深めてくれます。
アンティーク以外にも、お好きなニュアンスを盛り込んで、お二人の特別な指輪選びをithのアトリエがサポートいたします。
<つくり手が綴るブログ>
洗練されたアンティークな趣きの婚約指輪と結婚指輪