おひとりで見学にいらした女性のお相手は
東京でお仕事をされている男性。
まずはおひとりで気になるリングを
いろいろ見て回っていらっしゃるとのこと。
”なかなかピンとくるリングに出会えなくて”と
ithに来てくださいましたね。
はじめは四角いカットが
印象的なプリンセスカットダイヤを入れたい
という希望がいちばんの優先事項でしたね。
そのあと、もう一度ご相談にいらした時には
お手元にハーフエタニティの
華奢なエンゲージリングが輝いていました。
すごく幸せそうに
”このリングと重ね付けできるものにしたいと思います!”
とお話してくださいました。
プリンセスカットへの憧れは
幸せと共にふわりと空へと溶けこんだようですね。
おふたりが選ばれたリングは《槌目 夏》。
女性がずっと気になっていた
大きな槌目模様が特徴の平打ちリングです。
コレクションでは深いマットの加工が入っていますが、
おふたりは鏡のようにつるんと輝く
鏡面仕上げにアレンジ。
普段リングをつけたことがない男性も
鏡面仕上げなら
槌目模様もすっと肌になじみます。
長く身につけるものですから
着け心地も大切に。
リングの内側に丸みをつける
内甲丸でお仕立てしました。
オーダーいただく日まで
4度足を運んでくださいましたね。
たっぷり悩んで仕立てた結婚指輪は
これからもおふたりの暮らしに
しっかり寄り添っていってくれると思います。
満面の笑みをくれたおふたりと
またアトリエでお会いできることを楽しみにしています。
いつまでもお幸せに・・!
つくり手 大橋 美菜子