さりげないマットが特徴の《ネーヴェ》。
スケートで氷の上を滑った後に残る模様のように
ヘラという道具を使いリングにクルクルと
ランダムに跡をつけていくことで
使い込んだ風合いを出しています。
ithでは色々なつや消しの方法がありますが、
そのなかでも《ネーヴェ》は
ランダムなテクスチャーだからこそリングによくなじみ、
他の要素を損なわないつや消しです。
跡をランダムにつけた箇所が光の加減で
落ち着いた輝きを放ちます。
《槌目薫風》 左:ネーヴェ加工 右:ヘアライン加工
横のラインを入れ艶を消し
上品なマットを感じるヘアライン加工の《槌目薫風》。
リング幅による印象の変化もありますが、
ネーヴェのテクスチャーにすることで
より使い込んだ特有の輝きが生まれ
リングの雰囲気がグッとアンティークな印象に
アレンジ次第でリングの雰囲気も
お好みに近づけることができます。
ithではもう少しこうしてみたいな…
ああだったら素敵なのにな…
というお話をお伺いしながら
リング選びのお手伝いができればなと思っています。
ぜひアトリエにお越しの際は
気兼ねなくお話をお聞かせくださいね。
つくり手 濱田薫