ご婚約指輪を探しにお越しいただいた方とお話をしていると、
認識されていらっしゃる方も少なくないように思います。
ですが、実はもっと自由に
考えていただいても良いんです!
お相手さまのお好みとこだわりを指輪に込めるため、
パールをお留めした指輪のエピソードをご紹介いたします。
パールに込めた、お相手さまへの想い
「パールが留まった指輪を見たいです。」
ご婚約指輪をお仕立てするにあたり、
普段のアクセサリーや、お相手さまのお話から
事前にお好みをリサーチしてきてくださいましたね。
お相手さまに喜んで欲しい、
そんな男性の素敵な想いを感じました。
まずは様々なデザインをご覧いただきながら、
ダイヤと共にパールが輝く指輪を
一緒に考えさせていただきました。
自由度の高いithだからこそ、作れるもの
ベースのリングとして
気に入ってくださったのは、《ブルースター》。
シンプルながら上品なカーブのデザインです。
コレクションは全てダイヤモンドで、
中心の石に、サイドの石が寄り添うように留まっています。
今回はこちらのサイドの石を、
パールに変更することにしました。
ダイヤのキラキラとしたラメのような輝きと、
パールのふんわりとした優しい光。
「ダイヤに負けない存在感が、パールにも欲しい!」と
パールの大きさや全体のバランスをじっくり吟味。
実物がないオーダーメイドは、
完成した時のイメージをすることが難しいことも。
過去の作例もご紹介しながら、
イメージしていただきやすいように
できる限りつくり手がサポートをさせていただきます。
婚約指輪のお渡しと、それから
指輪をご納品してから少し経った頃、
メッセージをいただきました。
「無事に指輪を渡す事ができました。」
「とっても喜んでおり、熟考した甲斐がありました。」
お渡しするお相手さまのことを思いながら、
ご自身のお気持ちやこだわりをしっかり込めた婚約指輪。
お相手さまにしっかりと通じ、喜んでいただけた事。
つくり手にとっても、何より嬉しい瞬間です。
その後、お二人はまたアトリエにお越しくださり
3本の指輪がお手元で輝くと、
お二人の絆が指輪に宿ったように感じられますね。
これから、指輪と共に素敵な毎日をお過ごしくださいませ!
つくり手 角埜