結婚指輪の刻印はリングに命を吹き込みます。
マリッジリングの仕上げに欠かせないのが刻印です。
刻印は、工房のお客様もほとんど皆さんが入れられます。
そういう意味では、やはり結婚指輪は通常のファッションリングとは違う特別なものなんだと思います。
いまはレーザー刻印という手法があり、データを取り込んで機械で刻印を打つことができます。
家紋を彫ったり、手書きの文字をデータ化して彫ったり、そのバリエーションは様々です。
お二人の大好きな猫のロゴマークをおつくりになり、それを刻印するお客様もいらっしゃいました。
でも、やはり一番多いのは、結婚記念日ですね。
それにイニシャルを加えてというのが一番多いと思います。
レーザー刻印もよいですが、私は昔ながらの打刻機や、彫刻機を使った刻印も大好きです。
打刻印とは、まさに刻印の原点。 一文字ずつの鉄の刻印をリングの裏面に打ちこんでいく手法です。
リングの裏にいれられるように、刻印は腰をひねったような独特の形をしています。
彫刻機とは、文字がはいった丸い文字プレートをなぞると、その文字がリングの内側に刻まれていく機械です。
ホームページの刻印のページに実物の写真がありますので、是非ご覧ください。
文字プレートは、色々なフォントのものがあります。 打刻印や彫刻機は、独特の風合いがあります。
[m]
