結婚指輪は一生飽きのこないシンプルデザインが一番。
でもシンプルなものって、実は一番選ぶのが難しいですよね。
オーダーメイドで工房にご来店いただくお客様もそこで結構お悩みになっていらっしゃいます。
私達はデザインは最終的にはお客様が良いと思うかが一番重要と考えていますので、コレがシンプルですということはしませんが、あえて一般的シンプルデザインでお客様が気にしているところをあげてみます。
1 リングの幅
このリングの幅に関しては流行があるので一概には言えませんが、数年前から続いていた華奢なリング(2mm以下)のトレンドは収まりつつあり、最近は3mmを望む方がまた増えてきました。
リング幅の流行は太い(4mm~)、細い(~2mm)とありますが、結局3mm前後に収束する傾向があります。
何より、結婚指輪は細すぎると日ごろの生活で曲がってしまう可能性が高いですし、太いとずっとつけているのが嫌だというお客様もいます。
そういう意味では、リング幅のシンプルは、3mm前後がよろしいのではと思います。
2 素材感
単に素材と言えば、プラチナがゴールドですが、素材感と言えばその表面の処理も含めて考えた方がよろしいでしょう。
ピカピカのシャイニーリングでなく、ちょっとした表面加工(テクスチャー/柄)を入れるお客様が多いです。
やはり日常使いの結婚指輪ですと、シャイニーリングの色が曇ってくる、傷が目立つということが出てきます。
ゴールドやプラチナの素材の感覚を活かした粗し加工や槌目加工等表面を少し変えることで落ち着いた雰囲気になりますし、肌になじみます。
そのあたりがシンプルという感覚なのではと、オーダーされるお客様のお話しを聞きながら思います。
長くなってきましたので、続きは、また次回
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