お二人と初めてお会いしたのは
日差しに春の気配を
少しづつ感じられるようになった季節でした。
女性が迷われた時
「じゃあ、二本作ったらいいよ」と
男性が笑いながらお声がけされていましたね。
お二人の、柔らかく優しいひとときが
いまも、とても印象に残っております。
お二人が大切にされたのは
一生涯、お二人で共に身に着ける結婚指輪だからこそ
どんな時にもお手元に馴染む
“結婚指輪らしく見えること”を大切に
指輪をお選びくださいました。
男性が心惹かれたのは《ヴィバーチェ 》
二面の表面加工と
お手元にピッタリと馴染むS字のカーブが
「シンプルな中に個性があって良いね」と
気に入ってくださいましたね。
女性がお選びくださったのは《アレグロ》
男性の選ばれた《ヴィバーチェ 》を
お話し合いの末、男性とのお揃い感を一番大切に
表面の加工も全て
お揃いのデザインでお仕立てをすることに決まりました。
表面に入るダイヤモンドは
職人が手彫りで彫り込む“星”の中に
さりげなくお留めすることに。
男性も同じ位置にお揃いで星の彫り模様を施し
より、お揃いのデザインになりましたね。
指輪の内側には
お二人のお名前にそっと寄り添うように
どんな時もお相手を感じられる
お二人だけのご結婚指輪が完成いたしました。
時間の流れと共に変化する
指輪の風合いも
結婚生活の思い出の一つとして
楽しんでいただけたら嬉しいです。
お二人の末永いお幸せを
アトリエよりお祈りしております。
つくり手 庄形
Male:結婚指輪《ヴィバーチェ 》/Pt900(プラチナ)