”できればお揃いのリングがいいな”とアトリエにお越しいただいたお二人。
たくさん試着していく中でお二人のお好みが見えてきましたね。
その中でも男性はAla《アーラ》、女性はMartello uno《マルテロウーノ》を気に入ってくださいました。
男性がこだわったのは2色の幅。
たくさんのサンプルリングを着け比べてようやく理想の幅を見つけましたね。
また、真ん中の飾り彫りをあえてなくすことで落ち着いた印象が際立ちます。
女性のリングはダイヤモンドの留め方にこだわりました。
中心に留めた3石のダイヤモンドを毛彫りで6角形に囲みアクセントに。
ダイヤモンドの輝きを引き立たせるために指輪の表面はあえてヘアラインを施しました。
最初のご希望とは違うデザイン違いのリングを選ばれたお二人ですが、2色の使い方は違っても同じプラチナとゴールドを使うことでお揃い感も忘れずにお仕立てしました。
お互いの好みを尊重しながらもお揃い感を忘れない素敵なリングに仕上がりましたね。
これからも末永くお幸せに!
つくり手 尾﨑理沙