ふんわりと温かく優しい雰囲気のお二人は、結婚指輪も優しさや温かみを感じるリングを好まれました。
初めは、女性が多面体のDeserte《デザート》をお好みに。つや消しと、地金のイエローゴールの雰囲気が1番好きなポイントです。
普段リングなどを着けない男性は、「女性が好きなデザインを長く一緒に着けたい」とおっしゃいましたね。
次にお二人の目に留まったのは、《デザート》と同じようにやわらかい多面体が特徴の、Tsutime Haru《槌目 春》。
初めから好きな《デザート》にしようか、それとも《槌目春》にしようか。たくさんの時間をかけて、お二人とご一緒に考えたことを思い出します。
「《槌目 春》のやわらかい感じのほうが、二人の雰囲気にあってるんじゃないかな?」と、男性の意見があり、お二人は《槌目 春》を、つや消しのヘアラインで仕立てることに決めました。
輝く光沢仕上げのリングよりも、ヘアラインでつやを消したリングの方がよりお二人らしいだろうと、これから末永く身に着けていくことを大切に考えました。
地金の色味も最後までじっくりお二人で考えましたね。
男性はホワイトゴールドか、それともより肌の色味に近いピンクゴールドにしようか。
女性は初めから好きなイエローゴールドか、それとも男性と合わせてピンクゴールドにしようか。
「せっかくなら二人で結婚指輪を着けてるって目立たせようよ!」と、男性はホワイトゴールド、女性はイエローゴールドでお仕立てすることになりました。
あと少しで、結婚式をお迎えのお二人。
「残りの式の準備も二人で頑張っていきます!」とメッセージをくださいましたね。
きっとお二人なら、この先どんなことも、明るく楽しんで乗り越えていかれるのだろうと感じました。
あたたかい春の日にご入籍されたお二人の薬指に寄り添う小さな春が、夫婦の固い絆の印であり続けますように。
これからも変わらぬ、末永いお幸せを祈っています。
つくり手 平島 郁美
Male:マリッジリング / K18WG(ホワイトゴールド)
Female:マリッジリング /K18YG(イエローゴールド)