結婚指輪を節目ごとに制作。
今回はお子さまを連れて、
「以前制作した指輪とはまた一味違うデザインを新たに探したい!」とお越しくださりました。
前回お仕立てした指輪も大切に身に着けてくださっていたので、
またずっと大切にされる指輪を一緒に見つけようと、試着をはじめました。
お二人とも、もうすでに指輪選びのプロフェッショナル。
お互いに意見を交換しながら、時にはお子さまも輪に入って探していきました。
女性は気になっていたAnise《アニス》を試着。
その場で試着することで感じた《アニス》独特の輝きの強さに、「綺麗ですね!」と終始上に手をかざして見つめていましたね。
お子さまも輝きが強いものはやはり目に留まるようで、一緒に見ていたのが印象的です。
男性はフルオーダーでお仕立てをすることに。
以前やってみたかったデザインがやはり忘れられず、気持ちを新たにフルオーダーに挑戦しました。
斜めに走る槌目の凹凸がスッキリした印象。
平打ちの形と相まって、よりスタイリッシュな雰囲気を感じさせる仕上がりになりました。
指輪選びのプロだからこそ、
お互い好きなものを。
「お揃いじゃなくても、自分が好きなものを選ぼう!」とお話ししていましたが、
いざデザインが決まるとどこかお二人の指輪は、似た表情になりました。
仲睦まじいご家族だからこそですね!
以前ithで制作した結婚指輪と重ねてみました。
“1本より2本”と指輪が増えていくごとに、指輪自体の魅せ方が変化します。
「こんなにいっぱい!」と気恥ずかしそうにされていましたが、
どれも大切な思い出が刻まれた指輪です。
どの指輪が欠けても「なにか寂しいな」と思える日まで、たくさん重ねて楽しんでいただけたら嬉しいです!
“結婚指輪は生涯1本”、ではなくもっとカジュアルに。また節目ごとに。
実は結婚指輪は毎日見る身近で親しみのあるジュエリーなのです。
気に入った指輪を毎日眺めていただいて、ご家族にはいつまでも幸せを感じていただきたいです。
つくり手 福島
Male:結婚指輪《フルオーダーメイド》/Pt900(プラチナ)