ご入籍の当日にithにいらしたお二人。
とてもお幸せそうなお二人のご希望は、
マットなリングでした。
「それぞれが好きなリングを着けられたら」
ithではお揃いでなくても、お二人らしいリングをお仕立てすることも。
男性のリングは、Andante《アンダンテ》の中心に、
誕生石のサファイアを一粒お留めいたしました。
女性のリングは、S字カーブのVivace《ヴィバーチェ》です。
ダイヤモンドの数を減らすことで、
控えめな女性らしさが感じられます。
お二人のお揃いなポイントは、
"ホーニング加工"
ガラスの粒子を吹き付けたマットのテクスチャです。
柔らかい砂のような、かげろうのような、
薬指をふわっと包み込んでくれるマット感です。
色や形が違っても、
お二人が同じ時を過ごし、
同じ場所で結婚指輪を選んだ、
それだけで、お二人の"思い"は
リングに込められているのだと、
教えていただいた気がします。
ご納品の日は、暖かな初夏の陽気でしたね。
お二人のこれからを、リングがそっと見守ってくれるはずです。
末長くお幸せに!
つくり手 松岡
Male:結婚指輪《アンダンテ》/K18YG(イエローゴールド)