アトリエでお話しを終え、お帰りの際に、「楽しかった〜!!」とお二人。
結婚指輪選びも、お二人にとって楽しい思い出として残すことができたこと、本当に嬉しく思いました。
一通りリングを着け終え気づいたことは、
お二人とも“細やかな模様がほどしてあるリングが好き”ということでした。
形はVivace《ヴィバーチェ》の指にそうカーブがお気に入り。
一面は揃えてヘアラインでお仕立て。
一定方向に伸びる細やかなつや消し模様がお好みでした。
ナチュラルで、手仕事感のあたたかさを感じられるつや消しです。
男性はもう一面を鏡面仕上げでお仕立てし、ヘアラインをより際立たせました。
女性にはもう一面にPiuma《ピウマ》の彫り模様を。
「V字の細やかな彫り模様と、中心に輝く星の飾り彫りがいいね!」とおっしゃっていましたね。
幅は男性が3.0㎜幅でしっかりした存在感。
女性はカーブの形がわかりやすいようにと、2.2㎜で細身にしたのもこだわりです。
内側の刻印には、特別な文字を刻みました。
“Aioha au ia`oe”
お二人が好きなハワイの言葉です。
「二人とも満足のいくリングに仕上がり喜んでいます」と、
ご納品後男性がメッセージをくださいました。
《ヴィバーチェ》は音楽表記で、「生き生きと」という意味合いがあります。
お二人のこれからが生き生きと輝き、末長い幸せが続いていきますように。
つくり手 / 平島郁美
Male:マリッジリング/Pt900(プラチナ)
Female:マリッジリング/K18YG(イエローゴールド)