お二人との出会いは、夏の暑い時期でしたね。
華やかな印象の婚約指輪を探していらっしゃいました。
季節は冬に変わり、二度目にお会いしたときは
“まず、婚約指輪をつくりたい”とithへ改めてお越しくださいました。
いくつか気になる候補の指輪を再度ご試着いただき、
最終的に選ばれたのは、《ファルファーラ》でした。
決め手になったのはサイドのダイヤモンド。
整然と並ぶ上品なデザインと輝きに惹かれていましたね。
光を取り込みやすいように爪留めで留められた
ダイヤモンドの輝きは特別感と華やかさが感じられます。
《ファルファーラ》とはイタリア語で“蝶”を意味します。
側面からみると中心のダイヤモンドを
“蝶”のシルエットが支えているデザインになっています。
“蝶”は古来より幸せの象徴と言い伝えられている生き物です。
そんな素敵な意味の込められた指輪は、
いつまでもお二人の幸せを見守ってくれる存在になると思います。
後日、「とても綺麗な指輪で感動しました」と
心温まるメッセージをいただきました。
優しい雰囲気のお二人とお会いできる時間は
私にとっても幸せなひとときでした。
お二人の笑顔はいつまでも忘れません。
つくり手 矢野