女性は細身でシンプルなデザインをイメージされていましたが、耐久性やずっとつけることを考えお色味は悩まれていましたね。
男性はしっかり幅があるプラチナのリングをお探しでした。
お話を伺っていくと、男性は動きのあるベース形状を、女性はストレートのプレーンな形状がお好みのご様子。
女性はイエローゴールドのPiuma《ピウマ》の質感を気に入ってくださいました。
細身がご希望でしたが、ピウマの彫り模様の存在感をしっかり残すため、2.5㎜幅でお仕立てしています。
男性はAllegro《アレグロ》の2面切り替わっているデザインがお気に入りでしたね。
女性のリングと少し似た雰囲気にするため、片面にお揃いの羽根の彫り模様を施しました。
羽根模様の中心部分は飾りを施さず、シンプルな仕上げに。
形やお色味はお互いのお好みを尊重しつつ、羽根の彫り模様で雰囲気を合わせたデザインにまとまりましたね。
羽根は幸運を運んでくれるシンボルでもあります。
結婚指輪が、お二人に沢山の幸運を運ぶお手伝いをしてくれますように…。
つくり手 伊藤理佐