今回ご紹介するリングはTutime Natu《槌目夏》
ithでもお仕立てすることが多い“槌目”のリングの中のひとつです。
“槌目”とは金槌で叩いて出す加工技法の名前のこと。
表面の細かな凹凸が特徴。
使用する金槌によって面のかたちもばらばらです。
その中でも《槌目夏》は直線的でシャープな印象の四角形。
エッジを残して面を打つことが難しく、職人技が光るリングです。
表面に施されている加工はホーニング。
“ホーニング”とは細かな粒子を吹き付けた、均一なマット加工のこと。
ithでは一番マットな加工方法で、ふんわりとした優しい印象に仕上がります。
エッジの効いた“槌目”と、ふんわり優しい“ホーニング”
メリハリを効かせることにより、それぞれの加工方法の良いポイントが引き立ちます。
色味を変化させると印象もぐっと異なってきますので、お似合いの色味を探してみてくださいね。
暑かった夏も終わりを告げ、秋の気配ももうすぐそこ。
ゆったりとした時間が流れるith柏でリング選びのお手伝いをさせていただきます。
つくり手 漆師有紀
結婚指輪 Tutime Natu《槌目夏》