きっかけは、自分へのご褒美
トキメキを感じた唯一無二の紫色
選ばれたのは、紫に黒が溶け合うような、
神秘的なバイカラーのサファイア。
はじめからサファイアを選ぶつもりではなかったものの、
これまで出逢ったことのないその色合いに、
心がビビッと惹きつけられたそうです。
そして選ばれたサファイアは、
オーバルカットのやわらかな楕円のフォルムでした。
仕立てたいジュエリーは指輪と決めていたため、
石留めの向きを縦にするか横にするか、
身につけた自分を思い描きながら、じっくりと考えました。
ルースを直接手にのせてみると、
横向きの方がサファイアの存在感がやわらかく、
手元になじむ着けやすさを感じたそうです。
とことん追求した《自分らしさ》
さらに、《自分なりの身に着けやすさ》にこだわり、
指輪の表面にはマット加工を取り入れることにしました。
選んだのは、サンドペーパーで仕立てる
“ヘアライン”という加工。
やわらかく落ち着いた風合いが特徴の
マット仕上げです。
イエローゴールドに施したヘアラインは、
肌にすっと馴染み、
より自分の手元にしっくりと合う
特別な指輪に仕上がりました。
0から選んでいくことの楽しさ
ith jewelryの面白さは、
0から選んで仕立てられることです。
すでにつくられたものから選ぶのではなく、
触れて、悩んで、考えて。
だからこそ、自分の好きやこだわりを表現した、
ゆるぎのないオンリーワンが完成します。
ジュエリーを選ぶ時間、
納品が待ち遠しい制作期間。
全て意味を持つからこそ、
より深く永くジュエリーを
愛おしむことができるのです。
そのときの思いや、
目に映った景色をぎゅっと詰め込んで。
指輪に込めた「あのときの私」を振り返るひとときが、
これからのあなたに、
そっと寄り添う時間になりますように。
ith jewelry 平島