2025.04.29 銀座

「語れる指輪を作りたい」という想いでお仕立てした、お二人らしさいっぱいの結婚指輪と婚約指輪

ご結婚のお話が出る前から、

広告でithを知ってくださったというお客様。

普段使いできるような婚約指輪の写真をご覧になり、

ご興味を持ってくださったそうです。

 

ご結婚が決まり、指輪を選ぶタイミングで

「語れる指輪を作りたい」という想いを持って

ithのアトリエに足をお運びくださいました。

 

たくさんのこだわりや想いが詰まった

特別なひと組に仕上がりましたので、

ブログで想いを綴らせていただきますね。

 

お揃いだけど少し違う、こだわりが詰まった結婚指輪

まずは結婚指輪のご試着から。

 

男性はパッと見て「こだわっているな」と感じられる形が、

女性は華奢な印象で手が綺麗に見える形が、

それぞれの好みだと発見がありましたね。

 

 

男性が選ばれた《メビウス ドゥーエ》は、

ゆるやかにひねりを加えた立体的な形が

存在感と重厚感を楽しめる指輪です。

 

全体に〈ホーニング〉というマット加工を、

斜めのラインと側面には〈鏡面〉を施し、

メリハリあるこだわりのデザインになりました。

 

 

一方、女性が選ばれた《メビウス ウーノ》は、

強めにひねったくびれのある形が

お手元をすっきりと綺麗に見せてくれる指輪です。

 

向かって左側と斜めのラインは〈鏡面〉、

右側は男性と同じ〈ホーニング〉にアレンジし、

どこから見ても色んな表情が楽しめる

遊び心に溢れたデザインに仕上がりました。

 

お二人とも“メビウスの輪”がモチーフのお揃いですが、

お手元の印象やそれぞれの好みに合わせてお仕立てした

こだわりの違いもしっかり感じられるひと組です!

自分たちらしさを感じられる唯一無二な婚約指輪

婚約指輪は、気分で結婚指輪と着け換えられるような

「普段使いしやすい」デザインをご希望でした。

 

ただ、結婚指輪とは異なる特別感も楽しめるよう、

3つ並んだダイヤモンドの輝きに婚約指輪らしさを感じる

プティクル》をお選びいただきましたね。

 

真ん中のダイヤモンドを小ぶりな大きさにすることで、

婚約指輪らしさと普段使いのしやすさを両立させた

気負いなく身に着けられる指輪になりました。

 

 

また、ダイヤモンドのカラット数にもこだわり、

“0.116ct”という数字のものをお留めしています。

 

プロポーズをされた日が、

お付き合いからちょうど一年を迎えた

12月16日の記念日だったとお話しを伺いました。

 

「お付き合いから1年記念日の、16日にプロポーズした日」

という意味を込めて“116”の数字をご提案させていただくと、

お二人ともとても喜んでくださいましたね。

 

 

着けていて気分の上がるデザインであることはもちろんですが、

目には見えない想いの部分にまでこだわりが込められた

より一層特別な、お二人だけの指輪となりました。

これから指輪が、お手元で寄り添い続ける存在となりますように

全てのお打ち合わせが終わった後、

「今すぐにでもこの指輪を着けたい!」と

完成を心待ちにしてくださったお二人。

 

アトリエで過ごしたお時間も楽しんでいただけて、

本当に嬉しく光栄に思いました。

朗らかなお二人との指輪選びは、

私にとっても楽しく、心温まる特別な思い出です。

 

2ヶ月後の時を経てついに完成した指輪との対面の瞬間、

お二人とも満面の笑顔で喜んでくださいましたね。

 

 

ご納品から数ヶ月が経ち、

本日4月29日はお二人のご入籍日と伺っておりました。

無事に婚姻届は提出できましたでしょうか。

改めましてご結婚、本当におめでとうございます!

 

お二人の想いがぎゅっと詰まった特別な指輪は、

これからどんどんお手元に馴染んでゆくと思います。

たくさんの思い出を指輪に刻みながら、

素敵な日々をお過ごしくださいませ。

 

またお二人と、お二人らしく経年変化した指輪と

お会いできる日を楽しみにしています。

 

末永くお幸せに!

 

 

つくり手 中澤

 

銀座アトリエ

Customer's Voice

婚約前にithさんの広告を見かけた時から、「私もいつか」という小さな憧れを抱いておりました。素敵な指輪のデザインもさることながら、お店に伺って何よりも感動したのは、中澤さんのホスピタリティでした。「語れる指輪を作りたい」という想いに、朗らかな笑顔で共感してくださり、様々なデザインや加工から、私達にぴったりな指輪を選び抜くことができました。仕上がったこだわりの指輪はとても愛おしく、薬指を見るたびに温かな気持ちにさせてくれます。デザインも加工もダイヤモンドも、この体験そのものまでもを語れる、とびきりの一品になりました。これから指輪と共に過ごしていく時間が楽しみです。この度は本当にありがとうございました。

この投稿をシェアする

「語れる指輪を作りたい」という想いでお仕立てした、お二人らしさいっぱいの結婚指輪と婚約指輪