「着け心地の良い指輪にしたい。」
「ダイヤモンドを留めたいけど、
あまり派手にしたくない。」
そんなご希望をお持ちのお二人は、
シンプルでナチュラルな石留めが魅力的な
デザインに辿り着きました。
普段アクセサリーなど身に付けない男性は、
《ピアチェーレ》の
丸くて優しい形がお好みでしたね。
「着け慣れないから、
幅は細めがいいかもな。」と
初めは2.0㎜の細めの幅がお好みでした。
ですが改めて指輪を身に着けてみて、
お手元全体をみてみると、
2.0㎜じゃ少し細く感じられましたね。
「こっちの方がしっくりくる。」と
最後は2.5㎜の幅をお選びに。
そして女性はこの《ピアチェーレ》の
ランダムな石留めがお気に入りです。
「一列に並ぶ石留めよりも、
ランダムな方がナチュラルに見える。」
夜空一面に星が散らばるような
心が安らぐ雰囲気を
とても好んでくださいました。
身に着けたときのバランスにこだわり、
ダイヤモンドは12pcにアレンジしたところも
お気に入りのひとつです。
指輪の仕上げにはお二人迷いなく、
「プラチナの鏡面仕上げにしたい。」
この一択でしたね。
鏡面仕上げの指輪も、
身に着けていくと小傷がはいり
少しずつ風合いが変わってきます。
その風合いも、
“特別”のひとつとして
大事に思っていただけると嬉しいです。
お二人の末永いお幸せを
アトリエから祈っています。
つくり手 / 平島