内側に、バイオリンのF字孔を取り入れた、
“音楽”をモチーフにしたリングが完成しました。
共通の趣味をお持ちのお二人。
毎週末、楽器の演奏をされているそうです。
週末アトリエにお越しの際も、
いつもお二人で大きな楽器を背負い、
ご来店してくださいましたね。
そんなお二人が選んだリングは《レガート》
“二つの音が、途切れることなく続いていく”
《レガート》の、なめらかなリングの形に、
ずっと一緒にいられるようにと願いを込めて、
音楽表記から名付けました。
お名前だけではなく、
つけ心地も気に入ってくれたお二人。
《レガート》はリング全体に、
手元の凹凸に合わせた細やかなカーブが施してあり、
身につけた時に、ピタッと馴染むフィット感を、
感じることができるリングです。
このやわらかなカーブ具合も、
女性職人から始まった、ithだからこその形。
「つや消しのリングにしたいけど、
結婚指輪らしさも欲しいな。」
そんなご希望を叶えるべく、
「つや消しも鏡面のお仕上げも、
どちらも取り入れるのはどうですか?」と、
ご提案させていただきました。
「鏡面仕上げも取り入れたことで、
身につけていて、結婚したんだと気分が上がる。」
ご納品後にいただいたお言葉が、
とっても嬉しかったことを思い出します。
音楽が繋ぐお二人の結婚指輪。
ご担当できたことを心から幸せに思っています。
これからは左手にこのリングを身につけて、
お二人だけの幸せの音色を、奏で続けてくださいね。
つくり手 / 平島