初めは、槌目の手仕事感があるリングを、
着けてみたいと思いご来店してくださったお二人。
ですが、最後に選んだ形は、
結婚指輪らしい雰囲気、そして形にこだわったリングでしたね。
色々なリングを試着してみると、
初めはないほうがいいと思っていたダイヤモンドも、
「やっぱり着けたい」と、ご希望が変わっていきました。
お二人が選んだリングはMarcato《マルカート》。
ゆるくカーブをかけ、
正面に1面、切り返しのアクセントをつけています。
男性はツヤツヤと輝く鏡面でリング全体を仕立て、
女性は正面に大きさを変えたダイヤモンドを9石、
流れるように留めました。
リング幅はお二人とも細めで仕立てることで、
毎日でも着け続けやすいリングになりましたね。
《マルカート》はイタリア語で、
「印をつけた」という意味合いがあります。
お二人の左手に輝く印も、
これからの絆を強める証となりますように。
また、お会いできることを楽しみにしています。
つくり手 / 平島 郁美
Female:結婚指輪《マルカート》/Pt900(プラチナ)