せっかく仕立てた指輪。
ON、OFF問わずフル活用したいという
という女性も多くいらっしゃいます。
ithでは重ねづけで魅力を増す
セットリングも多数ご用意しています。
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重ね着けで魅力を増すセットデザイン
セットリングとしてデザインしたFortuna 《フォルトゥナ》とGrave《グラーヴェ》。
女性のマリッジリングに入る緩やかなライン・ピンクゴールド・ダイヤモンドが自然な流れでエンゲージリングへと合流するカーブの美しいリングです。
リングという小さく限られたスペースに表現するデザインの幅を広げるため、2つセットで世界観を作り出しています。
デザインを考えるところから、完成、そして名付けまで思い入れのある3本のリングです。
つくり手とお二人の思いが重なって
そのリングをセットで身につけたいとオーダーをいただきました。
3本のリングは地金をたっぷり使ったカーブのかかったデザイン。
リングのフォルムをとても気に入ってくださいましたが、指の細い女性にはボリューム感と着け心地が気になる様子でした。
女性はマリッジリングの幅を少しだけ細くし、ご自身に合うようバランスを調整しました。
男性は、太さは気にならないがトップの厚みを少し抑えたいと要望をいただきました。
つくり手の思い入れを込めて考えたデザインを、お二人のためにアレンジしお二人だけの仕様でお仕立てする。
お二人とリングについてお話する時間は、リングがつくる側と身につける人の架け橋になっているようで、
ものづくりをしている喜びを感じる特別なひとときでした。
つくり手からの一方向の発信ではなく、
つくる人と着ける人とのコミュニケーションから生まれるithのものづくりがここにあります。
はじめていちからセットリングとして作った、このデザイン。
エンゲージリングのFortuna《フォルトゥナ》は、名前の由来がラテン語で幸運を意味します。
また、運命を司り、人々の運命を決める女神としてもローマ神話に登場します。
大きなダイヤモンドを支える4本爪のピンクゴールドのハートは、四つ葉のクローバー。幸福を象徴していて、
幸せな運命を引き寄せられるようにと願いが込められています。
それに合わせたカーブのマリッジリング、Grave《グラーヴェ》。
重々しくゆるやかにという意味の音楽用語がリング名の由来になっています。
ゆったりと流れるU字のフォルムが、エンゲージリングとぴったり重なるように調整を重ねました。
男性はプラチナでシンプルに、女性はコンビカラーと大粒のダイヤモンドが華やかに中指側に配置されています。
左手の薬指につけるエンゲージリングとマリッジリング。
2つのリングを同時に選ぶことができる幸せも、セットリングだからこその楽しみですね。