One Story. One Ring.

物語ある指輪大賞2026

Presented by ith

一人一人が幸せに包まれる
指輪づくりを
〜「物語ある指輪大賞」の発表に寄せて 〜

めまぐるしく移り変わる時代のなかで、
私たちは変わらずにあり続ける
ひとつの価値を信じています。

人が誰かと出会い、共に生きていくと決めること。
それは最適化ではなく、
かけがえのない個人的な選択ではないかと思います。

結婚指輪・婚約指輪とは、
その選択にかたちを与え、一緒に過ごす
これからの時間の中で意味を確かめ続ける存在です。

その価値をより多くの人に届けるために、
「物語ある指輪大賞」を通して
心に残るエピソードをお届けします。

オンリーワンの指輪が、
人生の節目に確かな意味と
幸福をもたらすことを願って。

私たちは、一つひとつの指輪に宿る物語に、
責任を持って向き合い、
長く寄り添い続ける指輪を作っていきます。

Intro

物語ある指輪大賞2026について

10周年をきっかけに、昨年はじめて開催された本企画。
指輪に込められた想いやエピソードを、あらためてご紹介したいという思いから生まれました。

各部門に選出された指輪の中から、社員それぞれの視点で「心に残った」「学びになった」と感じた指輪へと投票します。
ithは「たくさんよりも、ひとつをたいせつに」を大切に考えているため、本企画では優劣を決めることを目的としていません。

そして、新たに二つの賞を設けました。
ひとつは、日々ものづくりに向き合う職人が選ぶ特別賞。
もうひとつは、ブランドのはじまりから見守ってきた代表・高橋による特別賞です。

この二つの賞は、お客様と直接お会いする機会の有無に関わらず、ひとつの指輪に、たくさんの人の想いが重なっている。そんなithの在り方を表す、特別な賞です。

選出基準

お写真の掲載を許可いただいたお客様の指輪を選出しました。

部門

・エピソード賞
・デザイン賞
・刻印賞
・プロポーズ賞
・職人が選ぶ特別賞
・代表が選ぶ特別賞

選考方法

ithに携わる国内外の社員、総勢約100名による投票により決定しました。

エピソード賞

すべてのお客様の指輪に、
それぞれのお客様ならではのエピソードがあります。
その中でも特に心に残った
印象的なエピソードが込められた指輪を選出。

両親から託されたダイヤモンドに、
双子のお子様の未来を重ねて。
受け継がれてきた光が、
新しい物語を紡ぐ指輪。

Episode 1
Episode 2

Story

ご両親から受け継がれた、二粒のダイヤモンド。お母様の婚約指輪に留められていた石と、お父様のタックピンとして大切にされてきた石を、一本の指輪へとリメイクしました。 同じ年に双子のお子様をご出産された女性。その存在を感じられるよう、二つのダイヤモンドが寄り添って見える位置関係にもこだわりが込められています。 日常の中でも自然に身につけていただけるよう、アトリエで何度も話し合いを重ね、石座の高さやリングの幅・厚みに至るまで、緻密にこだわりを込めて制作。 ご両親から引き継がれた深い愛情と、これから紡がれていくご家族の時間。そのすべてを静かに結び、未来へと受け渡していく、世界にひとつだけの指輪になりました。

Rings

婚約指輪:オーダーメイド
地金:Pt950

Customer's Voice

とっても可愛いです!
結婚指輪との相性もバッチリで、これから付けるのが楽しみです。
本当にありがとうございました!

From Staff

双子のお子様を連れてアトリエに来てくださった日の、賑やかで温かな光景が今も鮮明に浮かびます。ご両親の愛がご家族の新たな愛に生まれ変わり、特別な日だけでなく、日々の暮らしの中でふと手元を見て笑顔になれる。そんなお二人らしい指輪のお仕立てに携わることができとても嬉しく思います。

デザイン賞

お客様のお望みを叶えるなかには、
時として私たちの想像を超える
アイディアやデザインの指輪が生み出されることも。
特に印象に残ったアレンジやデザインの指輪。

祖母が身につけていた指輪の面影を
彫り模様にそっと刻んで。
幼少期の憧れをカタチにした結婚指輪。

Design 1
Design 2

Story

「祖母が着けていた和彫りの指輪がすごくかっこよかったんです」かつてお祖母様が着けていた指輪の面影を辿り、ithの扉を叩いてくれたお二人。 たくさんの資料を見ながらお祖母様の着けていた指輪を思い出すところからの指輪探し。デザインを決めていく中で、せっかくならお二人らしさを出すためにお二人で着ける“二本の”結婚指輪ならではの彫り模様で叶えました。 お祖母様の指輪にも入っていたであろう""藤の木""と""梅の木""は二本の指輪の空間を跨いで咲き誇り、それぞれの木に留まる""鶯""は二本重ねるとお互い見つめ合うように、向かい合う構図に。力強く彫り上げられた線の強弱は、”和彫り”を感じさせる大事なポイントです。

Rings

婚約指輪:クアトロ
地金:K18CG

Customer's Voice

どうしても他のブランド様では叶えられないお願いを、丁寧にヒアリングしつつ当初イメージしていたものより更に素晴らしく仕上げて下さって、感謝でいっぱいです。
 和彫り、二人の思い出の花、誕生月の石と様々な要望が詰まった特別な指輪は、重ねる事で向かい合う鶯が表現されるなど一幅の絵画的要素もあり、いつまでも飽きのこないものとなりました。

From Staff

お祖母様との温かな記憶を辿り、一緒に形にできた時間は私にとっても宝物です。
単なる再現ではなく、二本の指輪を合わせることで藤と梅が咲き誇り、鶯が見つめ合うという、お二人ならではの物語を彫り模様に込められたこと。職人の力強い和彫りの質感が、受け継がれる想いと新しい門出に寄り添う指輪となったことを、担当として心から嬉しく思います。

刻印賞

指輪の内外に刻む刻印は、
二人だけの思い出や発想を込められる
オーダーメイドの醍醐味。
ストーリー溢れる印象深い刻印の事例を選出。

写真が写し出すぬくもりを
指輪に閉じ込めて。
ふたりの手が、
重なる瞬間をかたちにした刻印。

Engraving 1
Engraving 2

Story

「手を繋いだイラストを入れたい」とお話ししてくださったお二人。自分たちは絵が描けないから、とフリー素材でイラストを探していきました。たくさんのイラストをお二人とつくり手で、これはどうかあれはどうかと見ましたが、「これだ!」というピンとくるものがありません。 そこでお二人の手をそのまま入れるのはどうかとご提案。その場でお二人が手を繋ぎ、それを写真に撮り、縁取ったものを内側に入れることに。完成した指輪は、お二人の手の温もりを感じる唯一無二の優しい仕上がりでした。 そして実は、男性の手の隣に女性の名前、女性の手の隣に男性の名前が入っていることで“お互いに手を取り名前を呼び合い、ずっと側ににいる”そんな刻印になりました。

Rings

婚約指輪:クロッカンテ
地金:K18CG / K18PG

Customer's Voice

指輪の裏に刻印できると聞いて、手を繋いでいるイメージのモノを刻印できたらと、考えていました。出来上がったイラストが本当に素敵で、是非これでとお願いしました!

From Staff

この指輪にはお二人の優しい温もりと
結婚というかけがえのない瞬間が宿っています。
何十年経っても仲良く手を取り合う姿まで重なり、
お二人にしかつくれない世界にたったひと組の
結婚指輪となり、私も嬉しかったです。
お二人の想いを形にする結婚指輪選びの時間を
一緒に過ごさせていただけましたことに、
とても感謝しております。

プロポーズ賞

大切な人へ、かけがえのない想いを伝えるプロポーズ。
カタチあるものだからこそ、
カタチないものを宿すことをできるのでは
という指輪への信念を込めて。

プロポーズの余韻が、
指先にいつまでも残る。
あの時の花束が
永遠に咲き続ける婚約指輪。

Propose 1
Propose 2

Story

婚約指輪に留められた、やさしいピンクとブルーの二つの宝石。それは、プロポーズの際に男性が女性へ贈った花束の色でした。 ご相談を重ねる中で、「何か想いを込められたら」というお気持ちから、「石の色は変えられますか?」というお話に。すると女性が、その時の花束がとても可愛かったことを、大切に残していたお写真とともに、嬉しそうに教えてくださいました。 「ずっと永く、安心して身に着けたい」そんな女性の想いを叶えるため、指当たりがやさしくなるよう、エッジに丸みをもたせる形状へとアレンジ。お二人の思い出と、強い愛情、そして大切に想い続けたい気持ち。そのすべてが込められた指輪に仕上がりました。 完成した指輪をご覧になり、「あの花束の色だね」と、プロポーズの日を思い返しながら笑顔でお話しくださったお二人。その穏やかな時間が、今もそっと指輪に宿っています。

Rings

婚約指輪:オブリーク
地金:Pt950

Customer's Voice

指輪を選ぶ際に何を大事にしようかと話し合った結果、ふたりのこれまでのストーリーや思いが表現できることだという考えに至り、ithを選ぶことに決めました。私たちに寄り添い続けてくださったつくり手さんや、複雑な模様や形を丁寧に仕上げてくださった職人の皆様、本当にありがとうございました。

From Staff

お二人と「あの日」の色を指輪にこめよう!と決めた瞬間、”お二人の指輪になった”と感じました。
完成した指輪を見て嬉しそうに色々な角度で楽しまれる柔らかなお二人の笑顔に、担当として制作に携われたことを心から幸せに思います。想いが宿るこの指輪が、お二人の未来を優しく彩り続けますように。

職人が選ぶ特別賞

ひとつひとつの指輪づくりに向き合う職人が、
その過程の中で心を動かされた指輪に贈る特別賞。

「いらない」と言った、
その言葉の奥に。
それでも届けたかった想いを、
サプライズで届けた婚約指輪。

Craftsman 1
Craftsman 2

Story

一度は「婚約指輪はいらない」と話していた女性でしたが、ご結納での会話をきっかけに「本当は欲しかったのかな?」と男性は静かに思いを巡らせていました。その優しさから生まれたのが、結婚式当日に贈るサプライズの婚約指輪です。 お仕立てしたのは、“幸せを運び、途切れることなく続く”という意味をもつ波をモチーフにしたデザイン。結婚指輪と共通する感性を大切にしながら、王道でありながらもブルーダイヤを片側に添えることで、「どんな未来の方向でも美しく輝くように」という想いを込めた婚約指輪になりました。 挙式前のお二人で過ごす静かなひとときに、手紙と一緒に婚約指輪を手渡しされました。相手を想い続ける姿勢とお二人の歩みを象徴する指輪づくりが印象的なエピソードです。

Rings

婚約指輪:オーンダ
地金:Pt950

Customer's Voice

素敵な指輪を本当にありがとうございました!
担当していただいたつくり手さんをはじめ、制作に携わっていただいたスタッフの皆様方、本当にお世話になりました。
何度も通いたくなる雰囲気で、とても心地よかったです。

From Staff

たくさんの祝福に包まれる結婚式という特別な日に贈られた婚約指輪には、男性の優しくあたたかな想いが込められています。
お二人の歩まれてきた時間と、これから重ねていく未来に触れ、つくり手としてその想いを形にする瞬間に携われたことを心から嬉しく思います。

代表 高橋が選ぶ特別賞

ブランド代表・高橋が選ぶ特別賞は、日々お客様と向き合うリングコーディネーター“つくり手”のアイデアが光る指輪へ。

結び目のように、
ほどけることのない想いを。
刻まれたのは、
家族の繋がりを象徴するリボンのイラスト。

Representative 1
Representative 2

Story

指輪の表面もこだわりたっぷりで、ithでの指輪作りを心から楽しんでくださったお二人。内側へ入れる刻印に感謝の想いをそっと込めることにしました。 「生まれた時も命名を親に書いてもらったし、一生ものの指輪にも入れられたら」とお名前を刻むアイデアが浮かんだ。ひらがなと漢字はそれぞれお母さま・お父さまが分けて書いてくださった文字を刻印しました。 「結婚を見据えたお付き合いでトントン拍子でここまで来たんです!」とお話くださった女性。人と人や心と心をつなぐ象徴であるリボンを、半分ずつ書くご提案をさせていただき、お二人で何度も修正しながら楽しく描かれていたことが、嬉しかったエピソードです。

Rings

婚約指輪:フォレスタ
地金:K18PG

Customer's Voice

つくり手さんと出逢えた事で、私達も素敵な指輪を作る事ができました。とことんこだわって出来た2人の指輪は、見るたびに幸せな気持ちになっています。本当に嬉しいです。
ありがとうございました!

From Staff

大切なお名前をご両親が書いてくださり、その真ん中にはお二人が片方ずつ結ぶように描かれたリボンのイラスト。
"一生ものだからこそ"を形にしたような刻印だと感じます。
今回高橋さんに特別賞として選んでいただき、私自身が嬉しいのはもちろんのこと、早くお二人にご報告したいなとお二人の笑顔が真っ先に浮かびました。

Message

物語ある指輪大賞を振り返って

お客さまから紡がれる、大切な記憶や未来への願いが込められたithの指輪たち。

生まれたばかりの赤ちゃんの幸せを願い、家族から受け継いだ宝石を使った繁栄を象徴する指輪や、アトリエで過ごした一瞬の閃きを生涯身に着ける結婚指輪の刻印に取り入れるなど、その人にとっての’特別な時’が刻まれていると指輪大賞を通じて感じることができました。

つくり手をはじめ、関わる仲間たち全員が’特別な時’に共鳴、寄り添い形になった指輪のエピソードを、様々な方に知っていただく機会になれば嬉しいです。

ith 高橋

過去に開催された指輪大賞はこちら